歯科医師が解説!医療ホワイトニングの不安を解消する完全マニュアル

ホワイトニング

美しい白い歯を手に入れたいと思っているけれど、医療ホワイトニングに対して不安や疑問を感じている方も多いはず。
歯科医院で行う医療ホワイトニングは、短期間で効果的に歯を白くする方法として人気ですが、実際にどう通うべきか、どんな効果が期待できるのか、痛みやその後のケアについてなど、気になることはたくさんありますよね。

 

医療ホワイトニングに興味があるけれど不安…

医療ホワイトニングの種類や長持ちさせるコツ、さらに痛みの原因や対策まで、歯科医師の視点を交えて詳しく解説します。

 

自信を持って笑える白い歯を手に入れるために、必要な知識をしっかりと身につけて、安心して医療ホワイトニングに挑戦してみましょう!

医療ホワイトニングとは?基本を知ろう

医療ホワイトニング とは、国家資格を有する歯科医師あるいは歯科衛生士が、医療機器製薬(過酸化水素・過酸化尿素)を使って歯を白くする施術です。歯の表面の着色を除去するだけでなく、歯の内部の黄ばみも分解し歯そのものを白くする方法です。

医療ホワイトニングは、歯を傷めずに白くし、歯質強化や口腔環境の改善効果も期待できます。

高濃度の薬剤 を使用するため、短期間で効果が得られます。主に以下の2種類があります。

  1. オフィスホワイトニング(歯科医院で施術):過酸化水素(35%以下)

    • 高濃度の薬剤+ライト照射で即効性がある

    • 1回で効果を実感しやすい

  2. ホームホワイトニング(自宅で実施):過酸化尿素(10-17%) or 過酸化水素(6%)

    • 低濃度の薬剤を専用マウスピースでじっくり浸透

    • 時間はかかるが、白さが長持ち

日本でのホワイトニングは、1998年のオフィスホワイトニング材及び2001年のホームホワイトニング材の発売を皮切りとして25年以上にわたり臨床応用されてきました。

ホームホワイトニングの薬剤は安全性を考慮して作られているため効果が少し薄いため、歯が白く見えるまでに時間を要しますが、オフィスホワイトニングであれば専門医の管理のもと行われ、高濃度で効果が高い薬剤が使用されるため、短期間で歯を白く見せることができます。


ホワイトニングの種類とメリット・デメリット

ホワイトニングには、大きく分けて医療ホワイトニングである「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」とサロン等の医療機関以外で提供される「セルフホワイトニング」の3つの方法があります。

種類 メリット デメリット
オフィスホワイトニング (歯科医院で施術) ✅ 短期間で効果が出る(1回でも実感しやすい)
✅ プロが施術するので安心・安全
✅ 高濃度の薬剤でしっかり白くなる
❌ 1回あたりの費用が高め
❌ 痛みやしみるリスクがある(濃度が高いため)
❌ 白さが後戻りしやすい(メンテナンスが必要)
ホームホワイトニング (自宅でマウスピースを使用) ✅ 自然な白さが長持ちしやすい
✅ 低濃度の薬剤で痛みが出にくい
✅ 自分のペースで続けられる
❌ 効果を実感するまでに時間がかかる(2週間〜)
❌ 毎日継続する必要がある
❌ 手間がかかる(マウスピース装着時間が長い)
セルフホワイトニング (サロン・自宅用アイテム) ✅ 費用が比較的安い
✅ 手軽にできる(サロンや自宅で可能)
✅ 歯への刺激が少ない
効果が限定的(歯の表面の汚れを落とす程度)
❌ 医療ホワイトニングほど白くならない
❌ 継続しないとすぐに元の色に戻る

 


歯医者 vs. 自宅、どっちがいいの?

  • 短期間しっかり白くしたいならオフィスホワイトニング(歯科医院で施術)

  • コスパ重視で自然な白さを保ちたいならホームホワイトニング(自宅)

目的に合わせて、自分に合った方法を選びましょう!

また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に行うデュアルホワイトニンとういう方法もあります。両者のデメリットを打ち消すホワイトニング方法で、併用することで短期間で確実にトーンアップできます。ただし、デュアルホワイトニングの費用は高額となり、知覚過敏の症状が出やすいのが注意です。


ホワイトニングの効果を長持ちさせるコツ

✅ 着色しやすい食べ物(コーヒー、紅茶、ワイン、カレーなど)を控える
✅ ホワイトニング後の歯を守るために、フッ素入りの歯磨き粉を使う
✅ 定期的なメンテナンスを行う(歯科検診や追加ホワイトニング)

ホワイトニング直後の歯は、ホワイトニング薬剤の影響で歯の保護膜(ペリクル)を一時的に失っている状態です。そのため、歯はさまざまな刺激を吸収しやすいといえるでしょう。万が一、着色しやすいものを飲食してしまったら、歯磨きをする・口をゆすぐ・水を飲むなどして、着色が残らないよう対処しましょう。


ホワイトニング中の注意点&NG行動

🚫 ホワイトニング後24時間は色の濃い飲食物を避ける(色素が沈着しやすい)
🚫 歯に優しい歯磨きを心がける(研磨剤入りの強い歯磨き粉はNG)
🚫 冷たい・熱い食べ物で知覚過敏が起こることもあるので注意


痛みの原因と対策

▶ 痛みの主な原因

  1. 薬剤が神経を刺激

    • ホワイトニング剤(過酸化水素)が象牙質の細管を通って神経に作用し、一時的に過敏になる。

  2. エナメル質の薄さ

    • 生まれつきエナメル質が薄い人や、歯ぎしり・食いしばりで咬耗がある(すり減ってる)歯は痛みを感じやすい。

  3. 知覚過敏がある

    • もともと知覚過敏がある人は、ホワイトニングの刺激でさらに敏感になることがある。

▶ 痛みを抑える対策

施術前に知覚過敏用の歯磨き粉(硝酸カリウム・フッ素配合)を使用
ホワイトニング剤の濃度を低くしたり、施術間隔を空ける
冷たい・熱い・酸性の食べ物・飲み物を避ける(施術後24時間)
痛みが強い場合は、一時的に鎮痛剤を服用
歯科医院で知覚過敏抑制剤を塗布してもらう

痛みに関しては個人差があります。ほとんどの痛みは一時的なもの(2日以内)で、適切なケアをすれば快適に医療ホワイトニングを受けられます。痛みが心配な方は、事前に歯科医師と相談しながら進めましょう!


まとめ:自分に最適なホワイトニング方法を選ぶために

ホワイトニングにはさまざまな方法があり、それぞれに特徴があります。

オフィスホワイトニングは短期間で効果が実感でき、即効性を重視する方に最適です。一方、ホームホワイトニングは時間をかけて自然に白さを維持したい方に向いていますが、効果を実感するまでに時間がかかります。

セルフホワイトニングは手軽に始められて表面の着色を除去できますが、歯の色自体を変えることは難しく、効果が限定的です。

どの方法を選ぶかは、目的やライフスタイルに合わせて決めることが大切です。また、ホワイトニング後のケアやメンテナンスも効果を長持ちさせるためには欠かせません。

もし痛みや知覚過敏が心配であれば、事前に歯科医師に相談して、適切な対策を講じることをおすすめします。

自分に合った方法を選び、白く美しい歯を手に入れて、笑顔に自信を持ちましょう。

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